岡山県備前市西片上に生まれる。
国立新潟大学歯学部を卒業後、母校の第一保存学教室に入局。
恩師の細田元教授に師事、歯科の全般の治療が出来るよう一口腔単位の教育を受ける。
上京し、医療法人歯友会赤羽歯科に勤務。
小児歯科学、保存学、補綴学(入れ歯・クラウンブリッジ)、口腔外科学など歯科総合医療を学ぶ。
東洋医学を学ぼうと決心し、医療法人明徳会福岡歯科の門を叩く。
中国・香港・台湾・韓国へ歯科研修に行く。
さて、はじめての開業は、東京都文京区の駒込歯科でした。
京セラのサファイアインプラントを、はじめて植立する手術を経験しました。
やがて、千葉市にて、三愛歯科医院及び三愛歯科クリニックを開業。
また、アメリカへ歯科経営者のツアーに参加しました。
印象的だったのは、雪のシカゴのミッドウインターミーティングに参加したことです。
最近、シカゴの歯周外科のエキスパートのノーレン・レビン先生が、ミッドウインターミーティングの公開手術に2年続けて選ばれました。
そのノーレン・レビン先生が、先日来日され、先生のインプラントの講習を東京で受けました。ユダヤ系アメリカ人ならではのユーモア精神の持ち主で、歯科医であった父からの家訓を守り、日々の診療を行っているそうです。
余談ですが、歯科の見学や研修で渡米した時、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを渡った先の霧のサンフランシスコが一望できるアルタミラホテル(山荘風)などに泊まり、サンノゼ・シリコンバレー・シカゴ、ロサンゼルス・ロングビーチ・メキシコのティファナなどを回ったことは、今でもよい思い出となっております。
その時、同行したメンバーの中に、大阪大学名誉教授、丸山剛郎先生(JAO日本咬合学会会長)もおられました。
その丸山先生の影響で私は現在池上先生の「三軸修正法」を学び自然法則にのっとった咬合治療を心がけています。
また、日本のホリスティック歯科医学の第一人者である川村泰雄先生に歯科医師としての基本哲学とドーソン咬合論を学びました
22年前、出身地の備前市西片上の実家で開業しました。
日本口腔インプラント学会や岡山臨床インプラント協会にも入会しました。
明石市の名方先生の所へもインプラントの勉強に行っていましたが、その名方先生の診療所でハーバード大学の初代インプラント担当者のシュニットマン助教授とドイツ口腔インプラント学会の創立者で元会長のグラフエルマン教授の二人のインプラント手術がありました。
この二人の手術は、全く対照的でした。シュニットマン助教授は500万円くらいのインプラントを植立するための器材をずらっと並べ、インプラントをする部位のX線の撮影を10回くらい納得するまでやり直しました。とても時間と費用のかかる手術でした。
それに対してグラフエルマン教授はさっそく、インプラントの手術をはじめられ、またたくまに終わりました。
ただし、患者さんのエプロンは、血に染まっていました。
現在私は、このドイツ口腔インプラント学会DGZIの認定医です。
当時、主に扱っていたインプラントは、ITIインプラント(スイス)、シェルシェブインプラント(フランス)、形状記憶合金インプラント(名古屋)です。その後AQBインプラント(東京)も扱っています。
最近はJIAD(KOM)インプラントを主に扱っています。
現在私の口の中には、左側上顎に2本、右側の下顎に4本のインプラントが植立されており、そのインプラントを20年近く使っていますが、違和感もなく、自分の歯の様な感じで、いつも、おいしく食事が出来ます。
インプラントは、歯の無い人にとって、楽しい人生を送るために、無くしてはならないものだと、実感しています。
「知慧」(真実追求)と「慈悲」(抜苦与楽)の心のない歯科医が医療ミスを引き起こすものと私は思います。
30年歯科医をやってきて、つくづく思うのは、毎日毎日が勉強だということです。
さまざまな患者さんのインプラント手術などをしてきたが、一つとして同じものはありません。
したがって、一つ一つの手術が新しいことの経験であり、発見です。
そして、その経験の積み重ねが歯科医としての血と肉となって、百戦錬磨の歯科医となります。
自分が行っている手術の中から、次のアイデアが生まれてきて、「こんなときは、こうすればよい」とわかってきて、初めて、知識が知慧になります。
患者さんの日々の治療が、よりよき治療につながっていくのです。
更に、技術はうまいけれど、人間性の貧しい歯科医には人間の機械的な面は治療できても、人間を真に癒す(治療する)ことはできません。
もちろん、技術は大切であり、日夜磨かなければならなりません。ですが、最後に人を癒し(治療し)、感動させるのは、技術ではありません。
真心と愛(慈悲の心)をもってつくすことが、最も大切なのです。
豊かで、深い人間性のある歯科医との人間的な触れ合いと交流こそが、患者さんの人間性を呼び覚まし、気付きや感動を与えます。
私は無心となり、この「慈悲」と「知慧」の両方を日夜磨き全力を尽して治療しています。
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